子宮内膜症持ちの妊活記録

卵巣嚢腫、子宮筋腫、子宮腺筋症、内膜症の腸癒着、様々な子宮の病を経て体外受精で妊娠するべく頑張ってます。同じ病気の方の何か参考になれば嬉しいです。

卵巣嚢腫の手術決定まで

妊活を始めてから半年後、片方の卵巣嚢腫の摘出手術をしました。

その際に両方卵管の切除もされました。思い返すのが辛い出来事でもありますが、簡単に手術までの経歴を書きます。

 

・2020年本格的に妊活を考え近所のクリニックへ

東京都の助成金が出るので不妊の検査をしました。

検査結果は、大きな卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)が片方にあるから早く大きな病院にかかったほうが良いといわれ紹介状が出ました。当時は生理痛がひどく市販の痛み止めが効きにくくなってたし、生理が終わっても排卵日が終わるまで腹痛が続いていました。でも自分が大きな病院にかからないといけないほどひどいとは思ってなかったので紹介状をもらったときは戸惑いが隠せなかったです。

 

さらに、内膜症による貧血の数値が出ているので鉄剤を処方されたのも驚きました。貧血=倒れるのイメージを持っていて、貧血の自覚症状が全くといったったのです。ただ今思い返せば、無気力、倦怠感、息切れが常にあり昔は1~2駅分歩くのが好きだったのに、少しでも歩くのが億劫になっていたので症状は出ていたんだと思います。

また、卵子の数も同年代より少ないAMH1.8で早く採卵して手術をしたほうが良いと。30歳になったばかりなのに、40歳の方と同じくらいの数値と言われ焦ったのを覚えています。

 

・大学病院①採卵失敗

当時の自宅から一番近い大学病院の生殖内科にかかりました。MRIを撮ったところ、卵巣嚢腫は片方ではなく両方にありました。片方は膣からのエコーでは見えない場所に移動していたのでMRIでないと見えなかったそうです。両方とも10センチでした。7センチの子宮筋腫もあるよと言われました。(腺筋症はこの時点では言われていなかった)AMHが低いので、手術すると採卵できない可能性があるから先に採卵して凍結胚をストックしてからの手術を勧められました。

 

すぐにこの病院で採卵を1回試みましたが、残念ながら失敗に終わりました。

採卵日の診察では卵が確認できたのに、いざ採卵をしたら排卵してしまったのです。排卵直後は通常周辺に卵がフワフワしてるそうなのですが、見当たらなかったとのこと。

部分麻酔のみなので意識ははっきりあったから、担当医と上司っぽい先生が不安そうに「あれ?」「あ、わたし変わります」みたいなやり取りをしてたのが不安感が増しましたね。

さらにこの大学病院の処置室は、昔のドラマでみるようなTHE手術室のような雰囲気で薄暗く、とにかく怖かったので、ただただ怖い思いをして成果が得られなかったことがショックでした。

その後もう一度採卵を試みようとしましたが、毎度不安げな担当医から「卵巣嚢腫のサイズが大きくて採卵ができないから、一度生殖内科から腫瘍担当に診てもらってほしい」と言われ、担当医が変わりました。

 

腫瘍担当の先生になってから、まずは生理を止めるほうが良いと言われディナゲストの服用を開始。ただ、前の担当医からどう引継ぎされてたか不明で、私の一番の目的が妊娠というのが伝わっていなかったのか受け答えの相性が悪く、また腫瘍マーカーの血液検査の結果が悪く(CA19-9、 CA125がどちらも500超え)妊活どころではなくなってきました。この時は「癌かもしれない」という気持ちで毎日検索して過ごしていました。

 

・健康診断で紹介状が出る。大学病院②へ

「癌かもしれない」と不安な気持ちで過ごしていてさらなる出来事を引き寄せてしまったのか、同時期に受けていた健康診断の結果の中に紹介状が入っていました。健康診断の総合評価は「E」で、血液検査のオプションで付けた腫瘍マーカー検査がひっかかりました。循環器内科にかかってくださいと書いてありました。この数値は内膜症によるものの可能性があったものの、宛先が循環器内科と書いてありもし別の病気だったらどうしようという気持ちで、提携の大学病院②を予約しました。この大学病院②がのちに手術する病院です。

 

・大学病院②CTと激痛大腸カメラデビュー

循環器内科の先生は、とても丁寧に私の不安や内膜症の症状も聞いてくれ、初診の日にCTを取ってくれました。また血液検査を再度しました。後日CTを見ると、卵巣嚢腫は確かに大きいが、S状結腸の一部が腫れているように見えると。大丈夫だと思うけど念のため大腸カメラやっとく?って言われ、せっかくならと検査を受けることにしました。

 

検査の前日夜に下剤で飲み薬を飲んで寝たのですが、夜中経験したことない激腹痛が走り、トイレに行ってもなにも出ない、寝れないを繰り替えしました。あまりの痛さに何度か嘔吐してしまい、それでも変わらない激痛に救急車を呼んでよいか相談する「#7119」に電話をしたくらい…。

電話相談では様子見との判断になり、電話を切ったくらいにやっと便が通り、激痛も落ち着いてきました。生理痛とはまた種類の異なる刺されたような痛みでほんとに痛かった…。

余談ですが、忘れもしないのが当時隣にいた夫が私の腹痛によるうめき声に若干引いたようで翌日いじってきたのがムカついた。夫曰く、「笑い話にしたほうがいいでしょ?」と、「それを言えるのは私(当事者)だから」といったら何も言わなくなりましたが。今書きながら思い出しても怒りが湧いてくる…。

 

大腸カメラの検査当日は、初めてのことだらけ。2リットルの下剤を飲んで、看護師さんに便をチェックしてもらい(驚)、クリアすれば検査の場所へ。半分意識が遠のくような麻酔でウトウトしながら検査が始まりましたが、すぐに医師が「この内視鏡じゃ入らない、細いのにかえます」と。そして「血便とか出てませんでした?」と聞かれました。血便は出たことなかったけど、生理中は便がかなり細くなるのでそのことを伝えたら「なるほど、大腸が癒着してかなり狭くなってるから細くなるのかも」とのこと。

細い内視鏡にしてくれたので、痛みなく検査は終わりました。

 

後日検査結果を聞いたところ、大腸全体が子宮内膜症により癒着していて狭くなっている。そのため生理中はより悪化し細い便が出るようになっていたとのこと。ほかの循環器では癌などの病気は見られないの早急な内膜症の治療を勧められました。

検査前日の激痛もこの癒着が原因で、下剤で腸が動いたのに癒着した場所でつまってしまってたためと。

すでに大学病院①にかかっていましたが、医師とうまくコミュニケーションが取れず転院を視野に入れてたので、この担当医にお願いをして、婦人科を紹介してもらいました。

 

・大学病院②婦人科にかかり転院決意

婦人科にかかるにあたり、これまでの病歴、大学病院①の治療歴を紙でまとめました。医者とはコミュニケーションの相性もあると思い、ペラペラ話すのが苦手な私はまとめた紙を見ながら話したほうが良いと思って。

ありがたいことに婦人科の担当医は、私のつたない説明もしっかり聞いてくれ、さらにまとめた紙をコピーして読んでくれました。それだけでも嬉しかったです。

その病院不妊治療をする生殖内科も併設していて、生殖内科の医師にその場で相談もしてくれました。

今思えば安易な判断だったかもしれませんが、その時の対応や雰囲気に私はとても救われて、大学病院②に転院することを決意します。

 

・すぐに手術決定

婦人科受診後、大学病院①から転院の手続きをすませ、数回の診察。

今の卵巣嚢腫で採卵は難しいから、先に一部を摘出する手術をしてから採卵したほうがよいとのこと。手術で排卵しなくなるリスクもあるが、年齢が30歳でまだ排卵する可能性が高いと判断されました。手術日が決まり、会社へ休職の手続きやら入院準備やらバタバタであっという間に入院日に。入院までもディナゲストで生理はなかったものの、腹痛や倦怠感は続いていました。

 

次に続きます。

 

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